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 | Bacillus
thuringiensis
殺虫蛋白質の科学
−環境保全型生物農薬から抗がん活性まで− |
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- Bacillus thuringiensis菌が生産する殺虫蛋白質及び抗がん蛋白質について、その基礎から応用までの全体を一冊にまとめた類書皆無の総合的解説書。
- 環境保全と害虫防除の両立は今後地球規模で重要な課題となると予想される。
- Bacillus thuringiensis菌の殺虫蛋白質を中心とする生物系農薬の需要は、現在は全農薬市場の1%程度であるが、着実に漸増傾向にあり、この傾向は将来にわたって続くと予想される。
- Bacillus thuringiensis菌の抗がん蛋白質は薬学・医療分野における新しい応用を開発するものとしてされる。
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 | すでに研究者として独立している人達、これから研究者になろうと目指している方などで、この領域に興味を持つ人達、あるいは専門領域以外の人達でちょっとこの領域に興味があって調べたいという人達にわかりやすいようにまとめた。関連する領域としては、生化学、医学、栄養生化学薬学、保健関係、医療関係など。 |
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 | 編著者
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 |  | 大庭 道夫 九州大学大学院農学研究院教授
堀 秀隆 新潟大学大学院自然科学研究科教授
酒井 裕 岡山大学工学部生物機能工学科教授 |
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 | 執筆者 |
 | 水城 英一 福岡県工業技術センター生物食品研究所
赤尾 哲之 福岡県工業技術センター生物食品研究所
早川 徹 新潟大学大学院自然科学研究科
山際 雅誌 (元)岡山大学工学部生物機能工学科
浅野 昌司 (元)潟Nボタ(元)東京農工大学 |
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 | 体裁/価格 |  | 体 裁/B5判 215ページ 上製本
定 価/14,700円(本体価格:14,000円)
発刊日/2005年3月31日
発 行/アイピーシー出版部 |
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 | Bacillus
thuringiensis菌が生産する殺虫蛋白質及び坑ガン蛋白質について、その基礎から応用までの全体を一冊にまとめた総合的解説書であり、日本では類書はなく、初めての出版物である。
環境保全と害虫防除の両立は今後全地球規模で重要な課題になると予想される。Bacillus thuringiensis菌の殺虫蛋白質を中心とする生物系農薬の需要は、現在は全農薬市場の1%程度であるが、着実に漸増傾向にあり、この傾向は将来にわたって続くと予想されている。また、Bacillus
thuringiensis菌の坑ガン蛋白質は薬学・医療分野における新しい応用を開拓するものとして注目される。
また、Bacillus thuringiensisの研究者あるいは害虫の生物的防除や微生物殺虫剤の開発に携わる多くの方々、さらには自然破壊などの環境問題、有機農薬・無農薬栽培、形質転換作物、地球温暖化による昆虫媒介感染症の分布拡大などに興味をお持ちの方々への解説書としてもご利用いただければ幸いである。 |
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 | 第1章 Bacillus
thuringiensisの細菌学と生態学(大庭) |
 | 1.
1 B. thuringiensisの発見
1. 2 B. thuringiensisの分類
1. 2. 1 B. thuringiensis分類の背景
1. 2. 2 種内分類群の名称 −亜種(subspecies)か血清型(serovar)か−
1. 2. 3 B. thuringiensisのH血清型による分類
1. 2. 4 耐熱性菌体抗原によるB. thuringiensisの分類
1. 2. 5 B. thuringiensisとB. cereusの血清学的関係
1. 3 自然環境とB. thuringiensis
1. 3. 1 B. thuringiensisの地理的分布
1. 3. 2 B. thuringiensisの分離源
1. 3. 3 自然界におけるB. thuringiensisの存在意義
1. 4 B. thuringiensis以外の殺虫性土壌細菌
1. 4. 1 Serratia entomophila
1. 4. 2 Bacillus sphaericus
1. 4. 3 Brevibacillus laterosporus
1. 4. 4 Paenibacillus popilliae(乳化病菌)
1. 4. 5 Clostoridium bifermentans |
 | 第2章 殺虫蛋白質の殺虫機構−膜と毒素蛋白質との相互作用− |
 | 2.
1 新しい細胞膜像−ベクトルを持つ細胞膜成分−(堀)
2. 2 殺虫蛋白質の分類と構造(堀)
2. 2. 1 殺虫スペクトル
2. 2. 2 トキシンの点突然変異の導入と殺虫活性の変化
2. 2. 3 B. thuringiensisの殺虫蛋白質の構造
2. 3 殺虫蛋白質Cryトキシンの受容体蛋白質(堀)
2. 3. 1 昆虫幼虫の中腸
2. 3. 2 中腸上皮細胞受容体への活性トキシンの結合
2. 4 双翅目昆虫に特異的に作用する殺虫蛋白質(酒井・山際)
2. 4. 1 はじめに
2. 4. 2 双翅目昆虫に特異的に作用するB. thuringiensis菌の亜種israelensis
2. 4. 3 Bacillus thuringiensis subsp. medellin
2. 4. 4 B. thuringiensis subsp. fukuokaensis
2. 4. 5 B. thuringiensis subsp. higo
2. 4. 6 B. thuringiensis subsp. jegathesan
2. 4. 7 その他
2. 4. 8 鱗翅目および双翅目昆虫の両方に作用する殺虫蛋白質
2. 4. 9 B. sphaericusのbinary toxin (Bin)
2. 5 昆虫ウイルスが生産するウイルス感染助長因子(早川)
2. 5. 1 昆虫幼虫の囲腔膜
2. 5. 2 ウイルス感染助長因子−エンハンシン−
2. 5. 3 エンハンシンの作用機構 |
 | 第3章 殺虫蛋白質遺伝子の構造と機能(酒井・山際) |
 | 3.
1 Bacillus cereusとBacillus thuringiensis
3. 2 殺虫蛋白質をコードする遺伝子
3. 3 殺虫蛋白質の起源・進化とプラスミドおよびトランスポゾン
3. 4 殺虫蛋白質遺伝子の発現調節
3. 5 殺虫蛋白質の遺伝子工学
3. 5. 1 はじめに
3. 5. 2 部位特異的変異導入法
3. 5. 3 ハイブリッド蛋白質(キメラ)の構築法
3. 5. 4 ファージディスプレイ法
3. 5. 5 RNA interference(RNAi)による遺伝子発現抑制制御
3. 6 殺虫蛋白質変異体と作用機構
3. 6. 1 Cry殺虫蛋白質の作用機構
3. 6. 2 ドメインIにおける変異導入とチャネル形成能
3. 6. 3 ドメインIIにおける変異導入と受容体結合能
3. 6. 4 ドメインIIIにおける変異導入と機能解析 |
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第4章 Bacillus
thuringiensis結晶性蛋白質の新機能(水城) |
 | 4.
1 Bacillus thuringiensis結晶性蛋白質が有する新規活性の発見
4. 1. 1 昆虫病原微生物としての位置づけ
4. 1. 2 微生物生態学的研究からの疑問
4. 1. 3 結晶性蛋白質の新規活性の発見
4. 2 ガン細胞傷害活性
4. 2. 1 ガン細胞傷害活性の発見
4. 2. 2 B. thuringiensis A1190株
4. 2. 3 B. thuringiensis A1462株
4. 2. 4 B. thuringiensis serovar dakota A1547株
4. 2. 5 B. thuringiensis serovar shandongiensis A1470株
4. 2. 6 今後の展開
4. 3 レクチン活性(赤尾)
4. 3. 1 レクチン活性を有するBacillus thuringiensis菌の分離
4. 3. 2 レクチン活性の発現
4. 3. 3 単糖による赤血球凝集の阻害
4. 3. 4 各種動物由来赤血球に対する凝集能
4. 3. 5 B. thuringiensis菌レクチン研究の今後
4. 4 抗ヒト病原原虫活性(赤尾)
4. 4. 1 トリコモナス
4. 4. 2 トリコモナス活性のスクリーニング
4. 4. 3 蛋白質の特性
4. 4. 4 抗トリコモナス研究の今後
4. 5 B. thuringiensis の結晶性蛋白質とは(赤尾) |
 | 第5章 耐虫遺伝子組換え植物(堀) |
 | 5.
1. 1 耐虫組換え植物を要求する背景
5. 1. 2 Cryトキシン抵抗性昆虫
5. 2 耐虫組換え植物
5. 2. 1 耐虫組換え植物作製の技術
5. 2. 2 T-DNAベクター
5. 2. 3 A. tumefaciensへの遺伝子導入
5. 2. 4 植物への形質転換A. tumefaciensの接種
5. 3 コドンユセージの変換と発現量
5. 4 抵抗性昆虫出現を回避する組換え植物栽培法
5. 4. 1 複数遺伝子の導入
5. 5 耐虫組換え植物と安全問題
5. 5. 1 アレルギー問題(スターリンク問題)およびモナーク蝶問題 |
 | 第6章 生物農薬とBT殺虫剤 |
 | 6.
1 総合防除(IPM)とBT殺虫剤(大庭)
6. 1. 1 鱗翅目害虫を対象とする製剤
6. 1. 2 鞘翅目害虫を対象とする製剤
6. 1. 3 双翅目害虫を対象とする製剤
6. 2 BT殺虫剤によるカおよびブユの制圧(大庭)
6. 2. 1 西アフリカにおけるオンコセルカ症媒介昆虫の制圧
6. 2. 2 ドイツにおけるカの大規模防除事業
6. 3 土壌生息性コガネムシの防除の為のフィールド科学(堀)
6. 4 BT剤以外の生物農薬(堀)
6. 4. 1 ウイルス製剤 −昆虫ウイルス−(早川)
6. 4. 2 昆虫ウイルス農薬の利点および問題点
6. 4. 3 ウイルスの強毒化
6. 4. 4 ウイルス抵抗性昆虫
6. 5 ウイルス感染助長因子を利用した新規形質転換植物(早川)
6. 5. 1 エンハンシン導入植物
6. 5. 2 もう1つのウイルス感染助長因子
6. 6 BT剤の生物検定(バイオアッセイ)(浅野)
6. 6. 1 はじめに
6. 6. 2 検定昆虫
6. 6. 3 投与方法
6. 6. 4 検定の実施条件
6. 6. 5 調査項目
6. 6. 6 結果の解析方法
6. 6. 7 力価検定法(事例) |
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