|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
*このページからお買い求めいただけます。
*書籍毎に購入数を半角で記入し、「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。 |
 |
 |
独立栄養細菌の生化学
−地球環境にかかわる微生物− |
 |
 |
 |
- 独立栄養光合成細菌ならびに独立栄養化学合成細菌に関して、基礎的諸事実ならびにそれらの地球表層および地球環境の変化へのかかわりについて述べてある。また、代表的な細菌については培養方法も示してある。
- 多くのデータは著者らの長年にわたる研究にもつづいており、国際的に見てもこの分野の最先端を行くものである。
- 多数の文献がタイトル付きで引用してあり、独立栄養細菌の研究に利するところ大である。
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
執筆者 |
 |
山中 健生(日本大学理工学部 教授、東京工業大学 名誉教授(生命理工学部)) |
 |
 |
体裁/価格 |
 |
B5判 215ページ 上製本
定価/本体20,000円+税
発行日/1999年3月10日
コードNo. 784 |
 |
 |
 |
 |
 |
独立栄養細菌は地球環境と密接な関係にあり、昨今のように環境保全が叫ばれている時節がら、特に注目されてよい存在である。しかるに、独立栄養細菌に対する関心は、特にわが国ではあまり高いとはいえない。独立栄養細菌、特に独立栄養化学合成細菌の研究は、この15年間に非常な進歩をとげた。著者らはこの分野の研究の進歩に大いに寄与してきたのである。そして、本書の中には著者らが世界をリードして発展させた、独立栄養細菌の生理・生化学に関する諸研究の沢山の成果が盛り込まれている。近年、下水処理場のコンクリートの腐食の原因が硫黄酸化細菌の作用によることや、家屋の破損につながる宅地の盤膨れの原因が硫黄酸化細菌と好酸性鉄酸化細菌の共調作用によることも明らかになった。これらの被害の防止のためにも独立栄養化学合成細菌の研究が必要である。
|
 |
 |
 |
【第1章】独立栄養細菌 |
 |
1-1 独立栄養細菌はなぜ無機物だけで生きてゆけるか
1-2 独立栄養細菌のプロフィル
1-2-1 緑色硫黄細菌
1-2-2 紅色硫黄細菌
1-2-3 紅色非硫黄細菌
1-2-4 硫黄酸化細菌
1-2-5 鉄酸化細菌
1-2-6 アンモニア酸化細菌
1-2-7 亜硝酸酸化細菌
1-2-8 脱窒菌
1-2-9 硫酸還元菌
1-2-10 メタン生成細菌
1-2-11 C1化合物資化細菌
1-2-12 水素酸化細菌 |
 |
 |
【第2章】独立栄養細菌はどのようにして有機物をつくるか |
 |
2-1 CO2の固定経路
2-1-1 Calvin-Benson回路
2-1-2 還元的カルボン酸回路
2-1-3 水素酸化細菌の場合
2-1-4 メタン生成細菌の場合
2-1-5 酢酸新生細菌の場合
2-1-6 メチロトローフの場合
2-2 独立栄養細菌における還元力
2-2-1 無機物によるNAD(P)+の還元
2-2-2 NAD(P)+の還元系
a. Nitrobacter winogradskyi
b. Chlorobium limicola f. thiosulfatophilum |
 |
 |
【第3章】独立栄養光合成細菌 |
 |
3-1 硫化物の酸化
3-2 フラボチトクロムcの分子的性質
3-3 チオ硫酸の酸化
3-4 チトクロムc-555
3-5 フェレドキシン-NAD(P)レダクターゼ
3-6 硫化物およびチオ硫酸塩によるNAD(P)+の光合成的還元系 |
 |
 |
【第4章】硫黄酸化細菌 |
 |
4-1 硫化物と単体硫黄の酸化
4-2 チオ硫酸の酸化
4-3 亜硫酸の酸化
4-4 チトクロムc
4-5 チトクロムcオキシダーゼ
4-6 チオ硫酸および亜硫酸の酸化系
4-7 Thiobacillus denitrificans
4-8 硫黄酸化細菌と地球環境 |
 |
 |
【第5章】鉄酸化細菌 |
 |
5-1 Fe(II)-チトクロムcオキシドレダクターゼ (鉄酸化酵素)
5-2 チトクロムc
5-3 ラスチシアニン
5-4 チトクロムcオキシダーゼ
5-5 Fe2+の酸化に共役した電子伝達
5-6 硫黄化合物の酸化
5-7 T. ferrooxidansのいろいろな生育様相
5-8 T. ferrooxidansの利用
5-9 バイオミネラリゼーションによる公害
5-10 細菌によるMn(II)の酸化 |
 |
 |
【第6章】アンモニア酸化細菌 |
 |
6-1 アンモニアモノオキシゲナーゼ(AMO)
6-2 ヒドロキシルアミンオキシドレダクターゼ (HAO)
6-3 チトクロムc-554
6-4 チトクロムc-552
6-5 チトクロムcオキシダーゼ
6-6 アンモニア酸化系
6-7 アンモニア酸化細菌のいろいろな生育様相
6-8 従属栄養硝化細菌 |
 |
 |
【第7章】亜硝酸酸化細菌 |
 |
7-1 亜硝酸オキシドレダクターゼ(チトクロムa1c1)
7-2 チトクロムc-550(s)とc-550(m)
7-3 チトクロムcオキシダーゼ
7-4 亜硝酸酸化系の再構成 |
 |
 |
【第9章】硫酸還元菌 |
 |
9-1 ヒドロゲナーゼ
9-2 チトクロム
(a) チトクロムc3
(b) チトクロムc-553
(c) チトクロムc3 (26kDa)
(d) その他のc型チトクロム
9-3 アデニリル硫酸レダクターゼ
9-4 亜硫酸レダクターゼ
9-5 シロヘム
9-6 単体硫黄の還元 (硫黄呼吸) |
 |
 |
【第10章】メタン生成細菌 |
 |
10-1 メタン生成に関与する特徴ある物質
10-2 メタンの生成メカニズム
10-3 酢酸からのメタンの生成
10-4 メタン生成細菌とチトクロム |
 |
 |
【第11章】独立栄養細菌の進化的位置 |
 |
11-1 無機物の酸化系にはチトクロムbが存在しない?
11-2 Nitrosomonas europaeaとNitrobacter winogradskyiの進化的関係
11-3 初期の生物は独立栄養生物であった? |
 |
|