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−裏付けされた豊富な科学的データによる−
高分子材料・製品の寿命予測
ISO認証、PL法など高分子材料/製品の寿命評価・予測に対する厳しい対応のために高分子の寿命予測シリーズ第4弾
本書の特色
  1. 本書はPL法、ISOなどを考慮に置き、寿命予測の研究では第一線で活躍中の経験豊かな執筆陣によって特に材料、製品にスポットを当てて書かれていますので、高分子材料および製品の寿命予測に関する幅広い応用が容易にできます。
  2. 豊富な実験に裏付けされた科学的データを基に高分子材料・製品の疲れ、劣化、寿命評価、寿命予測が数値として紹介されています。
  3. 耐環境的要素も重要な基準として結論が導かれていますので、単に実験室における試験結果の羅列ではありません。
  4. 極めて多数の図、表、数式、内外文献などが収録されていますので、本書記述内容の理解と応用に大きく役立ちます。
  5. 第1弾「高分子材料の寿命とその予測」、第2弾「続高分子材料の寿命とその予測」、第3弾「高分子材料の寿命評価・予測法」とオーバーラップは無く、これら第1〜3弾を土台にし、その後の重要な研究開発成果も紹介し、また、新しい著者を加え製品別に各章を担当しています。
編者 早川 淨(K&M アルスラボラトリウム)
著者 古江 治美(工技院 機械技術研究所)
大西 章義(三菱化学 四日市総合研究所)
貴家 恒男(日本原子力研究所 光量子科学センター)
大石 不二夫(神奈川大学 理学部)
体裁/価格 B5判 500頁
定価:52,000円+税
コードNo. 766
目次
【第1章】寿命評価・予測の基本的な考え方
1.まえがき
2.高分子材料の寿命とその予測における基礎的な問題
3.寿命
 1) 劣化寿命と破壊寿命
 2) 測定指標と寿命
 3) 外因と内因
4.高分子材料の寿命評価・予測法とその考え方
 1) 対応を考えることによる予測法
 2) 外挿を考えることによる予測法
5.複雑な高分子システムの寿命とその予測
 1) 高分子システムの故障
 2) 複雑な高分子システムの寿命とその予測
6.むすび 
【第2章】疲れ寿命の予測
1.疲れ寿命とは
 1) 疲れ寿命を知ることの意義
2.疲れ寿命評価法
 1) 疲れ試験方法
 2) 疲れ寿命の表し方
3.高分子系材料の疲れ特性値
 1) 高分子系材料の疲れ強さ
 2) 高分子系材料の疲れの特徴
 3) 高分子系材料の疲れ特性データ
4.高分子系材料の疲れ寿命予測
 1) 加速疲れ試験の意義
 2) 材料の静的特性値、物理量などからの予測
5.章のおわりに
【第3章】屋外暴露試験法・促進暴露試験法の問題点
1.はじめに
2.プラスチックの屋外暴露試験方法
 1) 屋外暴露試験方法の問題点
 2) 暴露方法の種類
 3) A法またはB法での暴露
 4) 暴露中の環境気象条件の測定
3.プラスチックの人工促進暴露試験方法
 1) 人工促進暴露試験方法の問題点
 2) 各種光源の特徴
4.暴露試料の劣化評価
 1) ISOによる劣化評価試験方法
 2) その他の評価方法
【第4章】プラスチックの寿命予測
1.寿命予測の意義
 1) 寿命の定義
 2) 予測の意義
2.寿命予測の現状と将来
 1) 緒言
 2) 文献から見た寿命関連研究の現状
 3) 文献から見た寿命予測技術の現状
 4) 寿命予測の将来
3.寿命予測法構築  
 1) ユーザーが要求する寿命の適格な把握
 2) ユーザーにおける製品使用環境因子の定量的・有機的把握
 3) プラスチックの劣化挙動、機構に関する豊富で正確な知識
 4) プラスチック構造の把握
 5) 成形加工条件の把握
 6) プラスチック用添加剤の熟知
 7) 製品デザインの正確な把握
 8) 劣化挙動・寿命の予測に有用なデーターの豊富な蓄積
 9) 劣化評価に関する豊富・正確な知識
4.結び
【第5章】高分子材料の原子力・宇宙環境における耐環境性
1.はじめに
2.基礎的な事項
 1) 有機材料の劣化
 2) 物質のエネルギー吸収
 3) 放射線損傷・劣化
 4) 高分子が使用される放射線環境
3.各種高分子の耐放射線性
 1) 耐放射線性の評価
 2) 一般的な耐放射線性
4.軽水炉環境での放射線劣化
 1) 放射線酸化反応
 2) 材料の選択
 3) 寿命の評価
5.特殊環境下で使用する材料
 1) 全芳香族高分子の耐放射線性
 2) 芳香族高分子の劣化機構
 3) 熱可塑性マトリックス複合材料
6.おわりに
【第6章】太陽エネルギー機器用高分子材料の劣化試験と寿命予測の現状
1.はじめに
2.太陽エネルギー機器と高分子材料
 1) 太陽エネルギー機器
 2) 太陽エネルギー機器における高分子材料
3.太陽エネルギー機器用高分子材料の劣化
 1) 光透過体の劣化
 2) 反射膜の劣化
4.寿命の予測
 1) 太陽エネルギー機器用高分子材料の寿命
 2) 太陽エネルギー機器における寿命予測の必要性
 3) 太陽エネルギー機器における寿命予測の方法と現状
5.おわりに
【第7章】有機高分子畜熱材料の寿命
1.はじめに
2.有機高分子蓄熱材料の経時熱劣化
 1) ポリエチレンオキシド
 2) ペンタエリトリトール
 3) ポリエチレン
 4) 低密度ポリエチレン、ステアリン酸、パラフィン、ポリオキシメチレン、ポリプロピレン
3.有機高分子蓄熱材料の劣化の機構と劣化の抑制
4.有機高分子蓄熱材量の寿命予測
【第8章】電気絶縁材料の寿命予測
1.はじめに
2.材料の耐熱性
3.熱的耐久性試験の促進劣化の考え方
4.熱的耐久性試験の概要
 1) 熱的耐久性の関連規格
 2) 熱的耐久性試験方法
 3) 試験計画
5.促進劣化試験の理論との不一致の原因と対策
 1) 理論との不一致の原因
 2) 温度毎の同一反応進行の確認
6.基礎理論からの展開
 1) 試験片形状の影響
 2) 温度変動状況での熱劣化
7.短時間試験方法
 1) 温度指数となる数値を求める方法
 2) 劣化速度の温度依存性を求める方法
 3) 短時間試験方法についての注意事項
8.材料と電気的劣化
 1) 電気的劣化の特徴
 2) トリー劣化の取扱い方
9.まとめ
【第9章】塗膜の寿命(耐候性)とその予測
1.はじめに
2.耐候性、寿命
3.塗膜の構造
4.劣化の機構
5.劣化の試験法
 1) 暴露試験
 2) 促進耐候試験
6.レイティングナンバー(評価点)
7.欠陥の発生の分布
8.劣化のモデル−寿命予測への試み
 1) Weibullモデル
 2) 一次反応型モデル
 3) 高次反応型モデル
 4) Zubovのモデル(Zhurkovの式と同形)
 5) Daigerモデル
 6) Gonpertzモデル
 7) Logisticモデル
 8) Avramiモデル
 9) 時系列解析
10) 多項式による方法
9.モデルの検討
10.今後の課題
 1) アップルマン・レポート − 統計的な扱いの必要性
 2) サバイバル解析
 3) リファレンス・マテリアル
 4) 官能評価と計測
【第10章】高分子によるライニングの寿命
1 はじめに
2 ライニング用高分子材料
 1) 熱可塑性高分子
 2) 熱硬化性高分子
 3) エラストマー
3 試験方法
 1) 静的試験方法
 2) 動的試験
 3) 温度勾配下での試験方法
 4) 拡散による水浸透の解析
4 ライニングの寿命推定
 1) 拡散係数とブリスター発生の関係
 2) 超音波探傷法によるライニングの劣化の検討
5 おわりに
【第11章】プラスチックの耐環境応力性の寿命予測法
1.C形試片と光弾性スケール法
 1) 原理
 2) 試験方法
2.C形劣化追跡装置による方法
 1) 原理
 2) 装置と試験方法 
 3) 実験例
3.C形振動劣化装置による方法
 1) 原理
 2) 装置と試験方法 
 3) 薬液による耐久性の促進試験
4.C形法による耐久性の促進評価法
 1) S.S.C.インデクスの求め方
5.動的耐久性に及ぼす材料組成と成形条件の影響
 1) 試験片の材料および調製法
 2) 材料組成と成形条件の影響
6.実用状態における耐久性と室内試験による予測
 1) 損傷の解析法
 2) 室内試験による耐久性の予測評価
7.C形耐環境応力性予測法のまとめ
【第12章】エラストマー製品の寿命と信頼性
1.はじめに
2.劣化現象の基本的な考え方について
3.ミクロなアプローチ手法について
4.モデルサンプル老化品のミクロ解析
 1) 熱老化サンプルの架橋構造解析
 2) 長期熱老化サンプルの引張り物性解析
 3) 自然老化サンプルの劣化解析
 4) 物性分布発現のメカニズムについて
5.実使用製品の解析
 1) 自動車用防振ダンパーの解析
 2) 中期使用防舷材の解析
 3) 長期使用鉄道用防振パットの解析
6.まとめと今後の課題
【第13章】自動車用プラスチック部品の耐久信頼性
1.はじめに
2.自動車部品の耐久信頼性評価
 1) 自動車の耐久試験と部品開発
 2) 自動車部品の限界値把握
 3) 寿命評価法
3.使用材料の劣化評価法
 1) 溶液粘度法によるポリアミド樹脂の劣化評価
 2) ダインスタット試験法によるポリアミド樹脂の劣化評価
 3) 分子量分布によるポリプロピレン樹脂の劣化評価
 4) 酸化防止剤の減少率によるポリプロピレン樹脂の劣化評価
4.まとめ
【第14章】民生機器用成形品プラスチック材料の寿命予測
1.はじめに
2.民生機器の使用寿命
3.民生機器用成形品にみる適用プラスチック材料
4.製品開発と成形品設計
5.成形品信頼性設計へのアプローチ
6.プラスチック材料およびその成形品の寿命予測の手法
 1) 制御部品用材料
 2) 回路基板部品用材料
 3) 一般民生機器用材料
 4) 電気部品の使用寿命(IEEE 規格 1)
 5) 材料寿命予測に関わるその他の重要な知見
7.材料寿命予測を踏まえた成形品信頼設計の実際例
8.おわりに
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