アイピーシー 国内外の最先端の技術情報をお届けしております。
CONTENTS TOP 書籍販売 DM Services サービス 会社案内 DM希望・お問合せ
書籍販売トップへ
新刊本
化学関連書籍
材料・高分子
関連書籍
環境関連書籍
化学装置
関連書籍
測定関連書籍
設計・機械
関連書籍
医学・薬学
関連書籍
経営・投資
関連書籍
電気関連書籍
その他書籍
化学関連 *このページからお買い求めいただけます。
*書籍毎に購入数を半角で記入し、「カゴに入れる」ボタンをクリックしてください。
著書名
購入数
実用分光法シリーズ(3)
ラマン分光法
ラマン分光法の入門から実験法、 最近の装置の進歩、 応用例に至るまでラマン分光法すべてを網羅
主な内容
  1. ラマン分光法の基礎ラマンスペクトルの解析法
  2. 種々のラマン分光法測定法
  3. 機能的材料研究への応用
  4. 高分子材料研究への応用
  5. 生命科学分野への応用
  6. 医学分野への応用
  7. 犯罪化学への応用
  8. 最新の小型分散型ラマン分光器
  9. 新しいチューナブルレーザー
  10. ピコ秒、 フェムト秒分光
編著者 尾崎 幸洋(関西学院大学教授)
著者(執筆順) 岩田耕一/東京大学大学院理学系 市村克彦/鞄津製作所
落合周吉/潟Gス・ティ・ジャパン 播磨 弘/大阪大学大学院工学研究科
二又政之/通産省産業技術融合領域研究所 萩行正憲/大阪大学超電導エレクトロニクス研究センター
吉川正信/鞄激激潟Tーチセンター 松川 公/大阪市立工業研究所
西尾悦雄/ニコレー・ジャパン梶@村石修一/日本電子
橋本秀樹/静岡大学工学部物質工学科 水野有武/茨城大学教育学部
竇 暁鳴/葛椏s第一科学 土橋 均/大阪府警察本部科学捜査研究所
田原太平/分子科学研究所極端紫外光科学研究系 田代英夫/理化学研究所フォトダイナミックス研究センター
佐藤英俊/理化学研究所フォトダイナミックス研究センター
体裁/価格 B5判、上製本、312頁
定価:本体34,000円+税
コードNo. 776
発刊に際して
ラマン分光法の歴史はかなり古い。 しかしながら、 その発展は比較的遅々としたものであった。 1970年に入ってレーザーが普及し、 ラマンスペクトル測定はずいぶん楽になった。 それでもラマン分光法というとプロが使う分光法という色彩が強かった。 ところが90年代に入って事情は一変した。 ラマン分光法は新たな革命を迎えたと言ってもよい。 ようやくラマン分光法が本来もつ有用性が生かされ、 基礎研究のみならず幅広く応用にも用いられるようになってきた。
このような状況にありながら、 日本語で書かれたラマン分光法の参考書はというと80年代に書かれた数冊のものしかない。 それらの本はいずれも優れたものであり、 ラマンの基礎に関しては、 もちろんその内容は今でも古くなっているわけではない。 しかしながらラマン分光法の最近の進歩には目を見張るものがあり、 やはり実験法や応用については新しい本が必要となってきた。 本書の目指すところは、 ラマン分光法の基礎から応用に至るまで、 わかりやすく解説することにある。 本書の特徴の一つは第5章として最近の話題を集めたところにある。 また、 犯罪科学への応用などこれまであまり取り上げてこられなかったラマン分光法の新しい応用についても紹介し、 今日のラマン分光法の幅広い発展を読者に伝えるよう努力した。 本書がラマン分光法のさらなる進歩に少しでも役立つのであれば望外の幸せである。
目次
【第1章】ラマン分光法入門
 1.1 ラマン分光法の原理
 1.2 ラマンスペクトルの例
 1.3 ラマン分光法の特徴
 1.4 ラマン効果の古典的説明
 1.5 共鳴ラマン分光法
 1.6 ラマンスペクトルがどのように使われているか
【第2章】ラマンスペクトルの解析法
 2.1 古典的解析法
 2.2 新しい解析法
【第3章】種々のラマン分光
 3.1 時間分解ラマン分光法
  3.1.1 はじめに
  3.1.2 測定原理
    1) ポンプ‐プローブ法
    2) 単一パルスを用いる方法
    3) ストリークカメラを用いる方法
  3.1.3 測定システム
    1) 検出器
    2) 分光系
    3) 試料部
    4) 光源
  3.1.4 ピコ秒時間分解ラマン分光法
    1) バンド形のポンプ・プローブ光強度依存性
  3.1.5 時間分解ラマン分光計の実例
 3.2 顕微ラマン分光法の基礎と応用
  3.2.1 顕微ラマンシステム
  3.2.2 応用例
 3.3 顕微ラマン分光法の基礎と応用
  3.3.1 共焦点顕微鏡によるデプスプロファイル分析
    1) ポリプロピレンフィルム (PP) の表面に2μm厚のポリエチレン(PE)薄膜処理を施した材料の表面分析
    2) 傾斜機能高分子材料のデプスプロファイル
 3.4 ラマンイメージング
  3.4.1 フィルタ分光を利用したラマンイメージング
    1) 鉱石中に存在するHematiteの分布分析
    2) CVDで作製したダイヤモンドフィルムのルミネッセンスとラマンイメージング
 3.5 ラマンイメージング
  3.5.1 はじめに
  3.5.2 イメージング技術
    1) 直接方式
    2) 逐次方式
    3) 比較
  3.5.3 半導体材料の評価
    1) Si 膜の結晶性評価
    2) GaN膜の電子物性評価
 3.6 表面増強ラマン分光法
  3.6.1 はじめに
  3.6.2 粗さを有する金属表面での増強
    1) 化学的機構 (電荷移動 (CT) メカニズム)
    2) 電磁気的機構
  3.6.3 平滑な金属表面のプラズマ振動の利用 
 3.7 FT−ラマン分光法
  3.7.1 はじめに
  3.7.2 FT−ラマンの原理と特長
  3.7.3 装置
  3.7.4 FT−ラマンスペクトルの測定例
    1) 界面活性剤のFT−ラマン及び赤外スペクトル
    2) 接着剤の硬化反応追跡
    3) ポリ塩化ビニル (PVC) の紫外線による劣化
    4) ポリペプチドのFT−ラマン測定
    5) 脂肪の特性解析
    6) FT−ラマンによる食品の分析
  3.7.5 総説
【第4章】ラマン分光法の応用
 4.1 機能性材料研究への応用
  4.1.1 超伝導物質研究への応用
    1) 金属超伝導体の超伝導ギャップモード
    2) 高温超伝導体のフォノンラマン散乱
    3) 高温超伝導体の超伝導ギャップモードと超伝導電子対の対称性
    4) YBCOのB1gフォノンモードと超伝導エネルギーギャップ
    5) 2マグノン散乱
    6) 結晶性評価などへの応用
  4.1.2 表面・薄膜研究への応用
    1) はじめに
    2) 測定装置
    3) 測定例
 4.2 高分子への応用
  4.2.1 はじめに
  4.2.2 高分子試料の測定とその特徴
  4.2.3 高分子材料のラマン分光法の応用例
    1) 直鎖状ポリメチレンの鎖長決定
    2) ポリオレフィンの結晶化度とラマンスペクトルの関係
    3) 高分子材料の組成分析
    4) 立体規則性の評価
    5) 結晶性ポリマーの配向とラマンスペクトルの関係
    6) 吸水性ポリマーのラマンスペクトル
    7) 重合反応及び劣化反応の追跡
 4.3 生命科学分野への応用
  4.3.1 はじめに
  4.3.2 β-カロテン異性体のラマン分光
  4.3.3 カロテノイドの最低励起三重項状態 (T1状態) のラマン分光
    1) マイクロ秒時間分解ラマン分光システム
    2) β-カロテン異性体のT1状態のラマン分光
    3) RCに結合したカロテノイドのT1状態のラマン分光
  4.3.4 カロテノイドの最低励起一重項励起状態  (S1状態) のラマン分光
    1) モードロック-QスイッチNd:YAGレーザーを用いた測定系
    2) β-カロテン異性体のS1状態のラマン分光
    3) ほうれん草クロロプラスト (葉緑体) に結合したカロテノイドのピコ秒過渡ラマン分光
    4) 波長可変ピコ秒時間分解ラマン分光システム
    5) 光合成細菌Chr.purpuratumに結合したカロテノイド (オケノン) のピコ秒過渡ラマン分光
 4.4 ラマン分光学の医学応用 −眼、 脳組織と腫瘍を中心に−
  4.4.1 ラマン分光学の医学応用
  4.4.2 いろいろな臓器、 器官、 組織のラマン分光スペクトル
    1) 眼組織
    2) 脳組織と脳腫瘍
    3) 乳腺と乳癌、 子宮頚癌
    4) 皮膚と癌
    5) 肝臓と肝癌
  4.4.3 ラマン分光法の臨床応用
  4.4.2 ラマン分光法の医学応用
    1) 尿、 血液中の代謝成分の分析
    2) 酵素反応による生体物質の分析
    3) 生体代謝ガスの分析
    4) SERRSによるイムノアッセイ
    5) SERSによるDNA測定
    6) 簡易型ラマンシステム
    7) 展望
 4.5 FT-ラマン分光法による犯罪化学の研究
  4.5.1 はじめに
  4.5.2 覚せい剤およびその類似化合物
  4.5.3 麻薬および薬毒物
  4.5.4 農薬
  4.5.5 火薬
  4.5.6 工業製品
【第5章】最近の話題
 5.1 最新の小型分散型ラマン分光光度計
  5.1.1 概要
  5.1.2 装置
  5.1.3 基本性能
    1) 低波数域のスペクトル
    2) 励起波長によるスペクトルの違い
  5.1.4 ラマンによるプロセスモニターの測定例
    1) シリコンウェファ洗浄液の濃度測定例
    2) メチルクロロシランの定量
 5.2 ピコ秒・フェムト秒時間分解コヒーレントラマン分光の新しい手法
  5.2.1 はじめに
  5.2.2 ピコ秒時間領域とフェムト秒時間領域におけるコヒーレントラマン分光:
      時間分解振動数領域分光と時間領域分光
  5.2.3 ピコ秒時間分解二次元マルチプレックスCARS(2D-CARS) 分光法
  5.2.4 フェムト秒光ヘテロダイン検出インパルシブ誘導ラマン散乱(OHD-ISRS)分光
購入数