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即、現場で活用できる
実用伝熱工学入門
本書の特色
  1. 実用性を重視し、わかり易く親しみ易いように編集してあります。
  2. 簡単な熱計算ならば十分に対処できる設計便覧として活用できます。
  3. 例題と演習問題によって実際の値を算出できる力が身につくように配慮してあり、初歩の微積分の知識さえあれば十分理解できる内容になっています。
著 者 橋詰 健一 (広島工業大学 工学部 教授)
体裁/価格 体裁/B5判 130ページ(上製本)
価格/本体7,800円+税
発行/2003年4月20日
発 行:アイピーシー出版部
コードNo. 934
発刊にあたり
「伝熱工学」は熱の流れを把握しこれを制御することを扱う学問である。熱そのものを対象とする発電プラント、化学プラントや冷凍空調機器はもちろんのこと、技術の高度化に伴って宇宙、電子機器、半導体、食品工業、ほかほとんどあらゆる産業分野でその知識が求められるようになってきている。本書は伝熱工学に関心を持つ、あるいは伝熱工学を業務上必要とする技術者のための入門書としてまとめたものであり、次の二点に配慮した。

@実用性の重視 そして Aわかり易さと親しみ易さの追求

 @に対応しては、多くの入門書が取り上げていながら実用上の用途が限定されている非定常熱伝導、輻射熱伝達、物質伝達、などの項目は省略し、かわりに実用頻度の高い熱交換器について若干多めのページを割いた。また、現象は層流領域のみについて説明し、工業的に応用される乱流領域については実用計算式の提示にとどめた。この方針でも伝熱現象は充分理解することができると思う。そして、実用計算式を設計資料集から厳選して提示し、例題と演習問題によって実際の値を算出できる力が身に付くように配慮した。したがって本書は単に伝熱工学の入門書としてのみならず、簡単な熱計算ならば十分に対処できる設計便覧としても活用できる。

 Aに対応しては、現象説明と例題・演習問題ではできる限り身の回りの事例をとりあげ、そしてほとんどの式の導出は初歩の微積分の知識さえあれば十分理解できる内容とした。

目次
第1章 伝熱工学の概要
 1) 熱伝導
 2) 対流熱伝達
 3) 相変化熱伝達
 4) 輻射熱伝達
 5) 物質伝達
 6) 伝熱促進
 7) 熱交換器
 演習問題
第2章 熱伝導
 2.1 熱伝導の法則と熱伝導方程式
 2.2 平板の定常熱伝導
 2.3 多層平板の定常熱伝導
 2.4 円筒の定常熱伝導
 演習問題
第3章 熱伝達率と熱通過率
 3.1 熱伝達率
 3.2 熱通過率
 3.3 熱抵抗
 演習問題
第4章 強制対流熱伝達
 4.1 粘性流体の流れ
 4.2 層流境界層の基礎式
 4.3 平板に沿う強制対流熱伝達
  4.3.1 温度境界層と熱伝達
  4.3.2 境界層の積分方程式
  4.3.3 層流境界層の近似解
  4.3.4 熱伝達率と実用計算式
 4.4 管内の強制対流熱伝達
  4.4.1 発達域での層流熱伝達
  4.4.2 実用計算式
  4.4.3 非円形流路に対する実用計算式
 4.5 円柱周りの強制対流熱伝達
 演習問題
第5章 自然対流熱伝達
 5.1 垂直平板に沿う自然対流熱伝達
  5.1.1 層流境界層の基礎式
  5.1.2 層流境界層の近似解
  5.1.3 実用計算式
 5.2 円柱周りの自然対流熱伝達
 5.3 狭い空間での自然対流
 5.4 共存対流の熱伝達
 演習問題
第6章 沸騰熱伝達
 6.1 沸騰の様相
 6.2 沸騰曲線
 6.3 プール沸騰の熱伝達
 6.4 バーンアウト熱流束
 演習問題
第7章 凝縮熱伝達
 7.1 凝縮の様相
 7.2 垂直平板に沿う膜状凝縮
  7.2.1 層流域の熱伝達
  7.2.2 波状流域から乱流域の熱伝達
 7.3 水平円管外表面での膜状凝縮
  7.3.1 単一水平円管外表面での熱伝達
  7.3.2 水平円管群での熱伝達
 演習問題
第8章 熱交換器
 8.1 熱交換器の種類
 8.2 対数平均温度差
 8.3 伝熱ユニット数
 8.4 フィン付き面
  8.4.1 フィン効果と面積有効率
  8.4.2 直線フィンのフィン効率
  8.4.3 環状フィンのフィン効率
  8.4.4 実際のフィン効率
 8.5 熱通過率
  8.5.1 平板壁を介しての熱交換
  8.5.2 円管壁を介しての熱交換
 演習問題



付表1 空気の物性値
付表2 水の物性値
付表3 飽和水の物性値
付表4 流体の汚れ係数
演習問題の解答  
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